古材屋の温故知新 -3ページ目

住生活基本法の見直しに向けて

第3回「(住まい手が学ぶ)住学ガイドライン策定検討委員会」


カリキュラムずいぶん纏まりました。
・小学生低学年+親(3年)
・小学生高学年(3年)
・中学生(3年)
・高校生(3年)  で学校教育をボランティア活動として行います。

・結婚時
・子育て時
・リタイア後   の節目に「住宅業界とコラボして」
消費者目線での学習プログラムを行います。

10年後「住育」が「食育」と並ぶ大切な教育となると確信しています。

次回は11月11日の開催。
市場は確実の創造できています。

【新民家推進協会】事務局募集スタート

【新民家推進協会】の各都道府県の『事務局募集』がスタートしました。


私の仕事は最初は「古材買います」で
「古民家を解体」してその「古材を活用して新築をする」ビジネスでした。
その中で「いい古民家も解体する非常識」を憂い
【古民家再生協会】を全国各地で設立して《古民家再築》が始まったんです。
ですから資格も
【古民家鑑定士】より【古材鑑定士】の方が早くスタートしています。


「古民家の再築の市場創造」に目処がつきましたから
改めて
「古民家から取り出された古材を活用して建て替えの市場創造」=「新民家」
を再スタートさせました。
これから3年で「47都道府県で【新民家再生協会】を設立して
持続可能な循環型建築社会の創造へ全国各地の【古民家再生協会】と協調して
市場を創り上げていきます。

今回「新民家推進協会の市場創造」は手探りでなく、
8年間【古民家再生協会】で経験したノウハウがありますから
8年も掛からない、3年で仕上げることが出来ると考えています。
今回の拡大のポイントは【古民家再生協会】と同じく「資格」
【古民家再生協会】の時は【古民家鑑定士】でしたが
【新民家推進協会】は【新民家プランナー(営業系)】【古材鑑定士(技術系)】
の「Wの資格」で市場創造をしていきます。

この2つの資格の「インストラクター」をしていただき「市場創造」をしていきます。

これから新築需要が冷え込みますが、分譲系新築は大きく減り、
建て替え系新築は大きく伸びると考えています。
その中で「古民家の建て替えにターゲットを絞った新しい仕組み」を構築します。

その中で大きな力を発揮するのが
【古材倉庫】×【古材王】と【ハンドプレカット工場】です。

懇親会が大事

宮崎で



やはり「懇親会が大事」
例会より「内容ある会議」だった気がします

動的耐震診断

動的耐震診断


「伝統構法唯一の耐震診断法」を確立させていきます。
大事は「安定」
安定した基準で、全国標準で行わなければなりません。

しっかり全国で語ります。
今年度末には仕上げていきたいと思います

追伸
同日「住育学校」が近所で行われました

伝統構法の耐震診断法

「動的耐震診断」講習&試験

先月は東京・京都、先々月は福井。
多くの方に受講頂けるようになりました。
私のしなけりゃいけないコト・・・
「伝統構法の古民家の耐震診断で普通に確認申請を出せること」
そういう時代にしないといけません。

「古民家」の再築で、
住宅ポイントを利用できて、
銀行から担保評価いただき融資がされる仕組みの構築。

それは
「行政がやること」でもなく「政治がやることで」でもなく
「建築士がやること」でもなく、
未来の子ども達の為に【志同じくする人でやること】

今日は「実技講習」です。

「住育」をどうするか?

本年度10年ぶりに「住生活基本法」が改正となり
国土交通省では【住教育】の見直しがされています。

「日本の住まいを青少年の時代から学ぶ」
それにより
・日本の住文化を守る意識が高まる
・日本の木材等を積極的に使う必要性を知り環境に配慮した住生活を考えるようになる
・住まいから「持続可能な循環型社会」を可能にする
ことができると考えています。

それを「全国でボランティアとしてやる」組織をつくりたいと思います。
(私がボランティアという言葉を使うのは非常に稀)
そして、
結婚する時、リタイアして終活に入る時にプロがアドハイスする仕組みを考えています。
それは「ビジネスに繋がり」ます。

国土交通省の進める【住教育】に私たちが進める【住育学校】が
その中心として活動できる様にしたい・・・と考えています。

さて、新しいビジネスモデルに進化させる・・・
9日に第3回目の「(住まい手が学ぶ)住学ガイドライン策定検討委員会」が
開催されます。

築88年の古民家再生

栃木にて

日本中まだまだ「残すべき古民家」多くあります。

様々なコラボでより「新しい市場創造」生まれます。

未来の子ども達の為に

「未来の子ども達の為に」
日本の住文化を残す為には「若い大工さんの育成」が大事です。
そんな「新しい挑戦」に始まりです。

「若い大工さんになりたい」そんな人に
【ハンドプレカット工場】【建前現場】【古民家の再築現場】
でしっかりお仕事頂く新しい仕組みを創り上げたいと思います。

直感が一番大事

「ピッと思ったらパッと動く。
 そのピッと思うのは守護神からの指令である。
 即動けば、自分以外のパワーの後押しがすぐにある。
 遅れると後押しが弱い。

 人間は、“いいか悪いか”
 “うまく行くのか行かないのか”
 などの判断がなかなかつかない。

 だから我を捨てて、素直になると直感力が働くのである」

なるほど・・・・私もそう思います。

それを
「直感で「騙されたつもりで」信じてみるといいことあるよ」
「私は騙すけど裏切らないから」
と表現しています。・・・・解りますかね(笑)

防災の日

今日9月1日は【防災の日】
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。

また、例年8月31日~9月1日付近は、
台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、
「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められているそうです。

「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、
 広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、
 これに対処する心構えを準備する」

こととし、毎年9月1日を中心として
1週間を防災週間として、様々な国民運動が行われます。

私たちの業界では「防災」と言えば「地震=耐震」
「古民家=伝統構法」の耐震化を積極的に進めています。

古民家は建築基準法制定以前の建物であり、
当然現在の建築基準法には適合していない既存不適格建物であり、
移住定住や改修を行う場合には現在の建築基準法への適合が求められています。



古民家の伝統構法は
現在の住宅のような耐震的な考え方に基づいた耐震の考え方ではなく、
地震が発生した際に大きくゆっくり揺れて地震の力を逃す免震的構造とされ、
現在の建築基準法に合わせることは非効率であり、
また古民家の耐震性の高さは
そもそも幾度かの地震に耐えてきたという実績が物語っています。

「動的耐震診断」を世の中の常識にする・・・
古民家に安全と安心を・・・・
行政にしっかりお願いして、民間で責任持って、
古民家を守り活かしていきたいと思います。